遅ればせながら12日当産地にてエコロング肥料説明会、スターチス(シュニアータ)栽培講習会、
札幌生花商より3名、札幌花き市場からは2名をお招きしての意見交換会が行われました。
内容については当産地ブログにて掲載済みですので
こちらをご欄ください。
時に私は当生産組合の役員を2年前からやらせていただいてて
今回の講習会開催にあたっては、ちょっとだけ裏でコソコソと動きまわっておりました。
生産者としては高く売れる分には困らないけど安いのは困る
小売商としては安く買える分には困らないけど高いのは困る
という相反する立ち位置にあると言っても過言ではないですから
同じ業界とはいえうまく話し合いが出来るのだろうか....と少々不安に思っておりました。
結果から言いますと、生産者は思っていたより参加してくれましたし
生花商の方々からは興味深いお話をお聞きする事が出来た様子で
初回としては良かったのではないかと思います。
ちなみに私は『マルキフローリスト』大槻氏と同じテーブルでお話させてもらいましたが
氏の経営センスといいますか哲学?見習うべき点を幾多お聞きする事ができました。
とにかく数字に明るく経営実態をしっかり把握していらっしゃる
....経営者としては当然ですか!?
そして生産者ではなかなか分からない視点よりのお話もお聞きできました。
具体的には個人的な主観になりますので申し上げられませんが....すいません。
それとご三方の送迎にも同行させていただきましたが車中でのお話も楽しかったです。
(特に送りはお酒も入っていたので)
札幌生花商の大槻さん、朝倉さん、若林さん、
貴重なお時間をご提供いただき大変ありがとうございました。
話しは戻りますが私は以前から
これほどマーケティングをしない生産業って他にないんじゃないか?って思ってました。
市場を介しての情報提供は常日頃いただいてはいますが
彼(彼女)等の声をちょっとぐらい生で聞いてもいいんじゃないかと....。
もちろん立場が違うという事実は踏まえてお話する必要はありますし
それらすべてを鵜呑みする事はできませんが....。
業界全体では苦しい状況が続いてます。
さして明るい展望も正直ありません。
だからこそ情報は多い方が良いしお互いに知って欲しい事、
知りたい事はたくさんあると思います。
何より元気が出ます!!
その為にもこうした対話は続けていっても良いのではないかと考えてます。
他の皆さん(生産者)はどう思ってるのだろうか....?
あっ、それを調査するのもボク等の仕事でした。